ご挨拶
このたび、第49回東京ストーマリハビリテーション研修会学術集会の当番世話人を仰せつかり、平成29年9月9日土曜日に、青梅市役所で開催する運びとなりました。
第49回のテーマを、「みんなで支える排泄障がい」といたしました。今回のテーマの「みんな」とは、「排泄障がい」をオストメイトの問題だけではなく、高齢化が進む現代において、加齢に関連して誰もが経験する可能性のある身近な問題と考え、人やデバイス、また体制など「排泄障がい」を支援する取り組みそのものと考えております。ご講演や演題発表、企業展示などを通して、どのように「排泄障がい」を理解し、向き合えばいいのか、様々な角度からより深く自立を支えるための多くの示唆が得られる研究会を目指したいと考えております。
大腸癌は近年、男性第3位、女性第1位の罹患率が高いと予測される疾患(国立がん研究センター.2016)としてあげられておりますが、なかでも直腸癌の術後は、手術後に低位前方切除後症候群による排泄障害に悩まされる患者も少なくありません。一方で、排尿障害の一つである下部尿路症状は、加齢とともにおきる機能低下の一つとして完治しえない問題でもあります。教育講演では、講師の方々から、排泄障害で悩まれる方々へのアプローチ方法をご教授いただく予定です。
また、オストメイトが在宅で安心して生活できる支援体制の一つとして、現在、介護職によるストーマ装具交換が可能となっています。パネルディスカッションでは、各専門の立場から、現在どのようにオストメイトの生活が支援されているかの実情を提示していただき、課題や今後の方向性を見つめます。
本研究会が、みなさまにとって実り多き会となりますように、スタッフ一同全力で取り組んでいきます。多くの方々のご参加を心よりお待ち申し上げます。

第49回東京ストーマリハビリテーション研究会  当番世話人
青梅市立総合病院 看護局 持田裕子